~ごとに【JLPT N3文法】

N3

【導入文】

①このドラマは1話いちわごとに面白おもしろくなります。変化へんか

かわいいフリー素材集いらすとや

  このドラマは1話見ます。面白いです。
  もう1話見ます。もっと面白いです。
  だんだん面白くなります
→ このドラマは1話見るごとに、面白くなります。


オリンピックは4ねんごとにひらかれます。単位たんい

かわいいフリー素材集いらすとや

  オリンピックです。
  オリンピックは4年に1回、開かれます。
→ オリンピックは4年ごとに、開かれます。





③グループごとに発表はっぴょうします。それぞれ)

かわいいフリー素材集いらすとや

  授業で、発表があります。
  Aグループで発表、
  Bグループで発表、
  Cグループで発表…
  グループのまとまりで、それぞれ発表します。
→ グループごとに、発表します。


【意味】

 ①だんだん~になる(変化へんか

 ②~に1かい…する(単位たんい

 ③まとまりで~する(それぞれ)

【接続】

 動詞(辞書形) +ごとに
 名詞     +ごとに

ここの名詞には、
まとまりの意味がある名詞や、
数詞すうし+じょ数詞じすうしがきます!
例)グループ、会社、クラス…(まとまり)

例)1分、2時間、3日、1km…(数詞すうし+助数詞じょすうし

【例文】

①このチームは一試合いちしあいごとにつよくなっています。(変化へんか

あめごとにさむくなっています。(変化へんか

③この目覚めざまし時計どけいは、5ふんごとにります。(単位たんい

3日みっかごとにはなみずをやります。(単位たんい

⑤クラスごとに写真しゃしんります。(それぞれ)

学校がっこうごとに模擬試験もぎしけんをします。(それぞれ)

【ポイント】

  1. 漢字で書くと「~ごとに」



    上のレベルの学生や先生向け】
  2. 単位たんいの意味の「~ごとに」と「~たびに」のちが

    「~ごとに」 :客観的きゃっかんてき規則性きそくせいあり。
    「~たびに」 主観的しゅかんてき。「数詞すうし+助数詞じょすうし+たびに」は使えない。

    例1)1時間ごとに、休憩を取ります。
       ×1時間のたびに、休憩を取ります。
       【↑「~度に」の前には数詞+助数詞は使えない。
         1時間に1回と、規則性があるので
         「~ごとに」が合う。】

    例2)彼は待ち合わせするたびに、遅刻する。もううんざりだ。
       ×彼は待ち合わせするごとに、遅刻する。もううんざりだ。
       【↑話し手の嫌な気持ちがふくまれている場合ばあいなど、
         主観的しゅかんてきなことなので「~たびに」が合う。】


  3. 単位たんいの意味の「~ごとに」と「~おきに」のちが

    ★「~ごとに」と「~おきに」は、
     前につく助数詞によって、意味が変わるので注意!

頻度ひんどを表す「~たびに」や、「~おきに」も一緒に復習しておきましょう! 


【練習②】

れい彼女かのじょいます。毎回日本語まいかいにほんご上手じょうずになっています。変化へんか
→( 彼女かのじょうごとに、毎回日本語まいかいにほんご上手じょうずになっています )。

2)としります。だんだんわるくなっています。変化へんか

3)失敗しっぱいします。だんだん成長せいちょうします。変化へんか

4)教室きょうしつは1ヶ月かげつに1かいわります。単位たんい

5)わります。しょうテストをします。単位たんい
→ 

6)Aグループ、Bグループ、Cグループ、それぞれリーダーをめます。(それぞれ)

7)青森県あおもりけん岩手県いわてけん宮城県みやぎけん、それぞれのけんで、大会たいかいをします。(それぞれ)

最後に、「~ごとに」を使って、例文を一つ作ってみましょう!!

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