N2

~とする・~とすると[仮定]【JLPT N2文法】

【意味】~と仮定すると…【ポイント】①「~と仮定すると、当然どのような結果になるか」を言う時の表現。【例文】①日本からアメリカへ行く航空券が10万円するとすると、今の私には買えない。②ここから空港まで1時間かかるから、12時に家を出るとすると、14時の飛行機には乗れそうです。
N3

だからこそ・~からこそ【JLPT N3表現】

【ポイント】①マイナスの意味ではあまり使わない。例)×あまり勉強しませんでした。だからこそ、試験に落ちました。【↑「試験に落ちた」ことはマイナスの意味なので、「だからこそ」を使うと不自然になる。】 ②文末には強調の意味の「~のだ(んだ)」という表現をよく使う。例)一生懸命勉強したからこそ、合格できたのだ(合格できたんだ)。
N3

~くらい(ぐらい)①[軽視]【JLPT N3表現】

【ポイント】①「くらい」と「ぐらい」どちらでもOK! ②後件には「大したことではない・容易(簡単)だ・問題はない」といった内容がくることが多い。 例1)この荷物を運ぶくらい、大したことではありません。 例2)挨拶ぐらいの簡単な英語しか話せません。 例3)ペンを忘れるぐらいのことは、特に問題ありません。
N3

~こと[命令]【JLPT N3文法】

【意味】~しなさい、~してはいけない、~するな(命令・規則・約束)【ポイント】①命令・規則・禁止事・約束事を相手に強い言い方で伝える表現。②掲示板の張り紙などで注意書きを書く時、よく使う。③書き言葉で使われることが多い。
接続詞

ただ[補足]【接続詞】

【ポイント】①前件の内容はほとんど良い評価だが、ほんの少しだけ気になる部分があることを付け加える時に使う。②話し言葉。日常会話でもよく使われる。③「ただ」と「しかし」の違い 「ただ」:前件は良いことが多い。ほとんど良いが、後件では少しだけ残念な部分を言う。「しかし」:前件の内容と対照的だと感じることを言う。前件は良いことでも悪いことでもOK。
副詞

あっさり【副詞】

【ポイント】①「あっさり+動詞」は使えるが、「あっさりだ」は使えない。例)〇この料理はあっさりしています。×この料理はあっさりです。例)〇彼はあっさりした性格です。×彼はあっさりな性格です。②「あっさり」と「さっぱり」の違い「あっさり」:時間や手間がかからなくて簡単な様子、という意味もある。例)〇犯人は、自分が犯人だとあっさり認めた。×犯人は、自分が犯人だとさっぱり認めた。
N2

それにしては【JLPT N2表現】

【意味】当然~と思っていたが予想と違って意外に…【ポイント】①「A。それにしては、B。」という形で、「Aなのは聞いていたが(知っていたが)、予想と違って意外とBだ。」と言いたい時に使われる。②話し言葉。【例文】①沖縄はいつも気温が高いと聞いていましたが、それにしては涼しいですね。②今回のN1の試験は難しかったらしいですが、それにしては合格率が高かったです。③彼は歌手じゃないそうですが、それにしては歌が上手ですね。
N2

それにしても【JLPT N2表現】

【意味】当然~と思っていたが予想以上に…【ポイント】①「A。それにしても、B。」という形で、「Aなのは聞いていたが(知っていたが)、予想以上にBだ。」と言いたい時に使われる。 ②話し言葉。【例文】①日本の夏は蒸し暑いと聞きましたが、それにしても今年の夏は蒸し暑いです。②彼はアメリカに5年住んでいたそうですが、それにしても英語が上手です。③友達が勧めてくれたアニメを見ているんですが、それにしても面白いです。
N3

~きる②[極限の状態]【JLPT N3文法】

【ポイント】①極限状態の意味の時は、「無意志動詞(ます形)ます+きる」の形で使う。 ②漢字で「~切きる」と書いてもOK! ③よくこのような形で使う。・~きっている:完全に~の状態になっている・~きってしまった:完全に~の状態になってしまった ④よく一緒に使う動詞例)困る、疲れる、冷える、分かる、煮える、下がる、頼る…
N3

~きる①[完了]【JLPT N3文法】

【ポイント】①必ず「意志動詞(ます形)ます+きる」の形で使う。※無意志動詞は使えない。例)×先生の言葉は難しくて、全部わかりきりません。 〇先生の言葉は難しくて、全部わかりません。【↑「わかる」は無意志動詞なので使えない。】 ②漢字で「~切る」と書いてもOK! ③可能形は「~きれる」、可能形の否定は「~きれない」。例)〇多すぎて全部食べられない。→〇多すぎて食べきれない。→×多すぎて食べきらない。