【導入文】
①電車が遅れたものですから(もので)、遅刻してしまいました。
会社に遅刻しました。
上司に聞かれました。
「どうして遅刻したんですか。
今日は大事な会議の日ですよ。」
私は理由を言います。
「電車が遅れたので…、
遅刻してしまいました。」
→ 電車が遅れたものですから(もので)、遅刻してしまいました。
②歌が下手なものだから(もので)、カラオケはちょっと…。
友達に「カラオケへ行こう!」と
誘われました。
でも私は行きたくありません。
歌が下手だからです。
友達に言います。
「すみません。」
→ 「歌が下手なものだから(もので)、カラオケはちょっと…。」
③安かったものだから(もので)、買ってしまいました。
妻が怒っています。
「家にゲームがたくさんあるのに
どうしてまた買ったの!!?」
私は理由を説明します。
「ごめんなさい…。」
→ 「安かったものだから(もので)、買ってしまいました。」
【意味】
~ので…、~から…(理由や言い訳を言う時の表現)
【接続】
動詞 (普通形) +ものだから(もので)
い形容詞(普通形) +ものだから(もので)
な形容詞(普通形)だ な +ものだから(もので)
名詞 (普通形)だ な +ものだから(もので)
【例文】
①仕事が残っていたものですから、飲み会に参加できませんでした。
②昨日体調が悪かったものだから、宿題ができませんでした。すみません。
③すみません、日本語がまだ下手なもので…。ゆっくり話してくれませんか。
【ポイント】
- 言い訳によく使う。
※「本当はしたくなかったけど、仕方なくそうなった」という理由を話すとき。 - 「~ものですから」「~ものだから」「~もので」全部OK!
※「~ものですから」が「~ものだから」より丁寧。 - 話し言葉では「~もんだから」「~もんで」
丁寧な言い方は「~ものですから」
【練習】
解答例
1)電車が遅れた
2)残業していた
3)風邪を引いた
4)安かった
5)昔習った
6)日本語がまだ下手な
7)急用が入った
最後に「~ものだから(もので)」を使って、例文を一つ作ってみましょう!!