2024-02

副詞

さっそく(早速)【副詞】

【ポイント】①漢字で書くと「早速」。②嫌なことや、したくないことには使わない。自分が好きなことや、自分から積極的にしたいことに使う。例)×宿題をもらったので、さっそくした。→〇宿題をもらったので、すぐした。③ビジネスにもこのような文章でよく使う。例)早速のご返信、ありがとうございます。【↑相手がすぐメールの返信をくれたときの感謝の言葉】
副詞

かつて【副詞】

【ポイント】①以前、昔という意味だが、書き言葉としてよく使う。②社会的なことに使う。個人的なことには使わない。例)×私はかつて、お菓子をよく食べていた。→〇私は昔(以前)、お菓子をよく食べていた。③近い過去のことにはあまり使わない。例)ここは先週、事故があった場所だ。→×ここはかつて、事故があった場所だ。
副詞

ずっと①[長い間]【副詞】

【意味】長い時間(~する)【ポイント】①「ずっと」の意味は2つ!1)長い時間(~する)2)~よりも、もっともっと…【例文】①電車の中でずっと立っていたので、疲れました。②朝から、日本語の勉強をずっとしています。③田中さんは昔からずっときれいです。
副詞

ずっと②[比較]【副詞】

【意味】~よりも、もっともっと…(他のものと比較して違いがとても大きい)【ポイント】①「ずっと」とよく一緒に使う言葉・~より+ずっと・~と比くらべて+ずっと ②「ずっと」と意味が似ている言葉・はるかに【例文】①北海道の夏は、東京の夏に比べてずっと涼しいです。②中級は、初級に比べて文法がずっと難かしいです。③今の部屋は、前の部屋よりずっと広いので気に入っています。
N3

~ごとに【JLPT N3文法】

【ポイント】①漢字で書くと「~毎に」。※上級レベルの学生や先生向け→②単位の意味の「~ごとに」と「~たびに」の違い 「~ごとに」:客観的。規則性あり。「~たびに」:主観的。「数詞+助数詞+たびに」は使えない。例1)〇1時間ごとに、休憩を取ります。×1時間のたびに、休憩を取ります。【↑「~度に」の前には数詞+助数詞は使えない。1時間に1回と、規則性があるので「~ごとに」が合う。】例2)〇彼は待ち合わせするたびに、遅刻する。もううんざりだ。×彼は待ち合わせするごとに、遅刻する。もううんざりだ。【↑話し手の嫌な気持ちが含まれている場合など、主観的なことなので「~度に」が合う。】
N4

~ように①[目的・期待]【JLPT N4文法】

【ポイント】①その目的・期待を実現するために~するという意味。②前と後ろの動詞の主語は違ってもOK!例)〇(学生が)わかるように、(先生が)説明します。③「~ために」と「~ように」の違い「ために」: 1)意志動詞+ために×無意志動詞+ために 2)意志が強い 3)名詞接続OK、×動詞ない形 4)前と後ろの主語が同じじゃなければならない 例)〇(私は)大学に合格するために(私は)勉強します。×(息子は)大学に合格するために(私は)応援します。【↑前と後ろの主語が違うので、「ために」は使えない。】
N1

~ようにも~ない【JLPT N1文法】

【ポイント】①したくてもできない、しようと思ってもできないという意味を表す。②後ろには「動詞の可能形の否定」か「ない」がくる。例)家に入ろうにも入れない。(動詞の可能形の否定)  家に入ろうにも鍵がない。(「ない」)③後ろに「動詞の可能形の否定」がくる時、 前と後ろは同じ動詞を繰り返して使う!
N4

~なら①[アドバイス]【JLPT N4文法】

【ポイント】①相手の話題を受けて、アドバイスや意見を言う表現。そのため、相手の言葉をそのまま「~なら」の前に言う。③「~なら」の後件によくくる表現 ・~がいいですよ・~た方ほうがいいですよ・~がお勧すすめですよ・~てみてください
N4

~という①[名前]【JLPT N4文法】

【意味】 名前を説明する【ポイント】①相手がよく知らない人や場所などの名前を説明する時に使う。②話す時は、「~っていう」「~って」に言い換えOK!例)「たろう」という犬=「たろう」っていう犬=「たろう」って犬【例文】①日本で一番高いタワーは「東京スカイツリー」というタワーです。②「お好み焼き」という食べ物を知っていますか。③京都にある「金閣寺」というお寺が有名です。
N3

~というのは・~とは[定義]【JLPT N3文法】

【ポイント】①「~というのは」「~とは」と必ずセットで使う表現・~というのは(とは)+~ことだ・~というのは(とは)+~という意味だ・~というのは(とは)+~の略だ ※「略」:短くした言葉②会話の時は、「~って」に言い換えOK!例)A:「お花見」というのは(とは)何ですか。 →「お花見」って何ですか。B:「お花見」というのは(とは)桜を見ることですよ。→ 「お花見」って桜を見ることですよ。