【導入文】
①うるさくて、寝ようにも寝られません。
夜です。
ベッドに入りました。
でも、外がとてもうるさいです。
寝ようと思っても寝られません。
→ うるさくて、寝ようにも寝られません。
②鍵がなくて、家に入ろうにも入れません。
家の前です。
あれ??鍵がありません。
鍵がなくて、家に入ろうと思っても入れません。
→ 鍵がなくて、家に入ろうにも入れません。
③スマートフォンを忘れたので、連絡しようにも(連絡)できません。
会社で、お客さんに連絡しなければなりません。
でも、スマートフォンを家に忘れました。
連絡しようと思っても連絡できません。
→ スマートフォンを忘れて、連絡しようにも(連絡)できません。
【意味】
~しようと思ってもできない
【接続】
動詞(意向形)+にも + 動詞(可能形)ない
動詞(意向形)+にも + ~がない
【例文】
①眠くて、勉強に集中しようにも(集中)できません。
②仕事が忙しくて、昼ご飯を食べようにも食べられません。
③熱すぎて、コーヒーを飲もうにも飲めません。
④高すぎて、あのパソコンを買おうにも買えません。
⑤家に入ろうにも鍵がありません。
【ポイント】
- したくてもできない、しようと思ってもできない
という意味を表す。 - 後ろには「動詞の可能形の否定」か「ない」がくる。
例)家に入ろうにも入れない。(動詞の可能形の否定)
家に入ろうにも鍵がない。(「ない」) - 後ろに「動詞の可能形の否定」がくる時、
前と後ろは同じ動詞を繰り返して使う!
例)食べようにも食べられない。
遊ぼうにも遊べない。 - 「名詞+しようにも、名詞+できない」の形の時、
後ろの名詞は省略できる!
例)うるさくて、勉強しようにも勉強できない。
= うるさくて、勉強しようにも できない。
【練習】
例)携帯電話がありません。→ ( 電話をしようにも電話できません )。
1)友達の携帯電話の番号をなくしてしまいました。 →
2)会社のパソコンを壊してしまいました。 →
3)財布を落としてしまいました。 →
4)足の骨が折れてしまいました。 →
5)終電に乗り遅れてしまいました。 →
6)パスポートをなくしてしまいました。 →
「~ので、~ようにも~ません。」という形で、
例文を一つ作ってみましょう!!
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