【導入文】
①台風のため(に)、試合が中止になりました。
明日、サッカーの試合を見る予定でした。
でも、台風が原因で、試合が中止になりました。
→ 台風のため(に)、試合が中止になりました。
②忙しかったため(に)、パーティーへ行けませんでした。
昨日、パーティーがありました。
でも、仕事が忙しかったことが原因で、
パーティーへ行けませんでした。
→ 忙しかったため(に)、パーティーへ行けませんでした。
③お金がないため(に)、ゲームが買えません。
新しいゲームがほしいです。
でも、お金がないことが原因で、ゲームが買えません。
→ お金がないため(に)、ゲームが買えません。
【意味】
原因・理由を表す
【接続】
動詞(普通形) +ため(に)
い形容詞(普通形) +ため(に)
な形容詞 (普通形)だ な +ため(に)
名詞 (普通形)だ の +ため(に)
【例文】
①台風が近づいているため(に)、波が高くなっています。
②昨日はとても寒かったため(に)、風邪を引いてしまいました。
③あのお寿司屋は、ネタが新鮮なため(に)、人気があります。
④大雪のため(に)、電車が遅れています。
【ポイント】
- 「~ため」でも「~ために」でもOK!
(※硬い文章では、「~ため」を使うことが多い) - 書き言葉的。(新聞などでよく使われる)
- 「~ため(に)」の前は原因・理由を表す。
後ろはその結果・事実を表す。
例)台風のため(に)、試合が中止になりました。
原因 … 台風
その結果 … 試合が中止になった - 「~ため(に)」の後ろに意志・希望はこない。
例)×風邪のため(に)、学校を休みたいです。
「~ために」には『目的』を表す表現もあるので、
一緒に復習しておきましょう!!
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