~にこたえて【JLPT N2文法】

N2

【導入文】

両親りょうしん期待きたいこたえて医者いしゃになりました。

かわいいフリー素材集いらすとや

  私は医者です。
  両親は私が子供の時から
  「医者になってほしい。」と
  言っていました。
  私は両親の期待きたいに合うように
  医者になりました。
→ 両親の期待こたえて、医者になりました。




②ファンのアンコールこたえて、もう1きょくうたいました。

かわいいフリー素材集いらすとや

  歌手のコンサートへ行きました。
  最後の歌が終わりました。
  でも、ファンが
  「アンコール!アンコール!」
  と言いました。
  歌手は、ファンのアンコールという要望ようぼうを聞いて、
  もう1曲歌を歌いました。
→ ファンのアンコールこたえて、もう1曲歌を歌いました。




いもうとのリクエストこたえて、ステーキをべにきました。

かわいいフリー素材集いらすとや

  今日は妹の誕生日です。
  妹は「ステーキが食べたい。」と言いました。
  私は妹のリクエストに合うように、
  ステーキを食べに行きました。
→ 妹のリクエストこたえて、ステーキを食べに行きました。


【意味】

 相手あいて希望きぼう要望ようぼうなどにうように~する


【接続】

 名詞 + にこたえて ~


【例文】

かれは、国民こくみん期待きたいこたえてきんメダルをりました。

先生せんせいは、学生がくせい希望きぼうこたえて授業じゅぎょうはやめにわらせました。

③お客様きゃくさま要望ようぼうこたえて営業時間えいぎょうじかん延長えんちょうしました。

今日きょう子供こどもなので、息子むすこのリクエストこたえて、お寿司すし準備じゅんびしました。


【ポイント】

  1. 「~にこたえ」でもOK!
    ※「~にこたえて」よりも「~にこたえ」のほうがかたい。

    例)リクエストこたえて、ステーキを食べに行った。
    = リクエストこた、ステーキを食べに行った。


  2. 漢字で書くと「~にこたえて」となる。



  3. 「~にこたえて」の前にくる名詞はほとんど決まっている

    期待きたいにこたえて~
    要求ようきゅうこたえて~
    要望ようぼうこたえて~
    希望きぼうこたえて~
    (人)のこえにこたえて~
    ニーズこたえて~
    リクエストこたえて~
    アンコールこたえて~
    声援せいえんこたえて~


【練習】

下線かせん__に入る言葉ことばを考えて、文章ぶんしょう完成かんせいさせましょう。


1)お客様きゃくさまのニーズにこたえて、________。

2)はは期待きたいにこたえて、________。

3)ファンたちのアンコールにこたえて、________。

4)選手せいえん観客かんきゃく声援せいえんにこたえて、________。

5)社長しゃちょうは_______にこたえて、給料きゅうりょうげました。

6)首相しゅしょうは_______にこたえて、減税げんぜいをすることにめました。

7)______にこたえて、あたらしい商品しょうひん開発かいはつしました。

解答例かいとうれい

1)あたらしいサービスを提供ていきょうします
2)大学だいがく進学しんがくしました
3)曲演奏きょくえんそうしました
4)ホームランをちました
5)社員しゃいん希望きぼう
6)国民こくみんこえ
7)客様きゃくさま要望ようぼう

「~にこたえて」を使って、文章を一つ作ってみましょう!

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