副詞

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あっさり【副詞】

【ポイント】①「あっさり+動詞」は使えるが、「あっさりだ」は使えない。例)〇この料理はあっさりしています。×この料理はあっさりです。例)〇彼はあっさりした性格です。×彼はあっさりな性格です。②「あっさり」と「さっぱり」の違い「あっさり」:時間や手間がかからなくて簡単な様子、という意味もある。例)〇犯人は、自分が犯人だとあっさり認めた。×犯人は、自分が犯人だとさっぱり認めた。
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もっぱら【副詞】

【意味】他のことはほとんどしないで、ただそれだけをする様子。【ポイント】①漢字で書くと「専ら」。※ひらがなで書くことの方が多い。②少し硬い表現。③「もっぱら」の後ろによくくる表現・もっぱら~ばかりだ・もっぱら~だけだ
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まるで~ない②[否定の強調]【副詞】

【ポイント】①基本的に、い形容詞の否定形・な形容詞の否定形・名詞の否定形とは一緒に使えない。※「だめ」はな形容詞だが、「まるでだめだ」は例外。※もし、い形容詞の否定・な形容詞の否定・名詞の否定と使いたい場合は、「まるで」を「全然ぜんぜん」に言い換えることができる。
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なにしろ【副詞】

【ポイント】①「なにしろ~から」「なにしろ~ので」「なにしろ~て」のように、後ろに理由を表す表現がくる。 ②漢字でもよく使う。「何しろ」 ③副詞「なにしろ」と「とにかく」の違い「なにしろ」:理由の強調「とにかく」:①理由の強調②深いことは考えないで行動する
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一斉に【副詞】

【ポイント】①「一斉に~始はじめる」「一斉に~出だす」という形でよく使う。例)学生たちは、一斉に問題を解き始めました。   お客さんたちは、一斉に走り出しました。
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たびたび(度々)【副詞】

【ポイント】①硬い表現。ビジネスでよく使われる。②漢字で書くと「度々」ひらがな、漢字どちらも使われる。③「たびたび」と「しばしば」の違い たびたび:名詞接続〇、硬いが話し言葉でも〇 しばしば:名詞接続×、書き言葉 例1)〇たびたびのお電話、申し訳ございません。×しばしばのお電話、申し訳ございません。
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いわば【副詞】

【ポイント】①例えを言ったり言葉を言いい換かえたりして、わかりやすく説明するときの表現。②硬い表現(書き言葉)。③「いわば」と「いわゆる」の違い いわば:個人的な例え・考え いわゆる:世間一般で言われていること 例1)〇彼は社長で金持ちだが結婚していない。いわば独身貴族だ。〇彼は社長で金持ちだが結婚していない。いわゆる独身貴族だ。
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きっと【副詞】

【意味】自分じぶんで予想して確信する・決意する【ポイント】①「きっと~」とよく一緒に使う表現→推量の表現とよく一緒に使われる。・きっと~だろう・きっと~だよ・きっと~だと思う・きっと~はずだ・きっと~に違いない【例文】①田中さんなら、きっと試験に合格するだろう。②彼女は、きっとパーティーへ来るでしょう。
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まるで①[比喩]【副詞】

【意味】本当は~じゃないが~に似ている、~に近い【ポイント】①「まるで~」とよく一緒に使う表現・まるで~ようだ・まるで~みたいだ※「みたいだ」は「ようだ」の話し言葉。親しい人によく使う。【例文】①今日は風が強くて、まるで台風のようです。②3月ですが、まるで冬のように寒いです。③あの二人は、まるで兄弟みたいに仲が良いです。
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あっという間に【副詞】

【ポイント】①「あっという間に」の「間」の読み方に注意!〇あっというまに ×あっというあいだに ②驚いた時に出る「あっ!」と同じぐらい短い時間という意味。③実際には長い時間でも、話し手が短いと思えば使うことができる。例)〇結婚してあっという間に10年が経った。【↑人によっては10年は長いと思うが、話し手は10年は短いと思っているのでOK】