語彙・表現

N3

どうしても【JLPT N3表現・副詞】

【ポイント】①「どうしても」の後ろは、基本的に否定的な表現がくる。例)どうしても休めません。(可能形の否定)どうしても無理です。どうしてもだめです。どうしても都合が悪いです。 ②「どうしても」の後ろに「~たい」「~ほしい」がくることも多い。例)どうしてもコンサートへ行きたいです。どうしてもあのかばんがほしいです。
語彙・表現

ある+名詞【連体詞】

【ポイント】①時間・場所・人などをはっきり言いたくない時に使う。 ②はっきり言わないが、その時間や場所・人について話者はわかっている。【例文】①ある朝、目が覚めると公園のベンチの上にいました。②昔、ある芸能人と仲良くなって、飲みに行ったことがあります。
N3

さて[話題の転換]【JLPT N3文法・接続詞】

【ポイント】①少し硬い表現。 手紙でもよく使われる。(時候の挨拶・安否の挨拶のあとなど) 例)【手紙の書き始め】春を感じる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。さて、先日は素敵なプレゼントをありがとうございました。…
N2

~とする・~とすると[仮定]【JLPT N2文法】

【意味】~と仮定すると…【ポイント】①「~と仮定すると、当然どのような結果になるか」を言う時の表現。【例文】①日本からアメリカへ行く航空券が10万円するとすると、今の私には買えない。②ここから空港まで1時間かかるから、12時に家を出るとすると、14時の飛行機には乗れそうです。
N3

だからこそ・~からこそ【JLPT N3表現】

【ポイント】①マイナスの意味ではあまり使わない。例)×あまり勉強しませんでした。だからこそ、試験に落ちました。【↑「試験に落ちた」ことはマイナスの意味なので、「だからこそ」を使うと不自然になる。】 ②文末には強調の意味の「~のだ(んだ)」という表現をよく使う。例)一生懸命勉強したからこそ、合格できたのだ(合格できたんだ)。
N3

~くらい(ぐらい)①[軽視]【JLPT N3表現】

【ポイント】①「くらい」と「ぐらい」どちらでもOK! ②後件には「大したことではない・容易(簡単)だ・問題はない」といった内容がくることが多い。 例1)この荷物を運ぶくらい、大したことではありません。 例2)挨拶ぐらいの簡単な英語しか話せません。 例3)ペンを忘れるぐらいのことは、特に問題ありません。
接続詞

ただ[補足]【接続詞】

【ポイント】①前件の内容はほとんど良い評価だが、ほんの少しだけ気になる部分があることを付け加える時に使う。②話し言葉。日常会話でもよく使われる。③「ただ」と「しかし」の違い 「ただ」:前件は良いことが多い。ほとんど良いが、後件では少しだけ残念な部分を言う。「しかし」:前件の内容と対照的だと感じることを言う。前件は良いことでも悪いことでもOK。
副詞

あっさり【副詞】

【ポイント】①「あっさり+動詞」は使えるが、「あっさりだ」は使えない。例)〇この料理はあっさりしています。×この料理はあっさりです。例)〇彼はあっさりした性格です。×彼はあっさりな性格です。②「あっさり」と「さっぱり」の違い「あっさり」:時間や手間がかからなくて簡単な様子、という意味もある。例)〇犯人は、自分が犯人だとあっさり認めた。×犯人は、自分が犯人だとさっぱり認めた。
N2

それにしては【JLPT N2表現】

【意味】当然~と思っていたが予想と違って意外に…【ポイント】①「A。それにしては、B。」という形で、「Aなのは聞いていたが(知っていたが)、予想と違って意外とBだ。」と言いたい時に使われる。②話し言葉。【例文】①沖縄はいつも気温が高いと聞いていましたが、それにしては涼しいですね。②今回のN1の試験は難しかったらしいですが、それにしては合格率が高かったです。③彼は歌手じゃないそうですが、それにしては歌が上手ですね。
N2

それにしても【JLPT N2表現】

【意味】当然~と思っていたが予想以上に…【ポイント】①「A。それにしても、B。」という形で、「Aなのは聞いていたが(知っていたが)、予想以上にBだ。」と言いたい時に使われる。 ②話し言葉。【例文】①日本の夏は蒸し暑いと聞きましたが、それにしても今年の夏は蒸し暑いです。②彼はアメリカに5年住んでいたそうですが、それにしても英語が上手です。③友達が勧めてくれたアニメを見ているんですが、それにしても面白いです。