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だからこそ・~からこそ【JLPT N3表現】

【ポイント】①マイナスの意味ではあまり使わない。例)×あまり勉強しませんでした。だからこそ、試験に落ちました。【↑「試験に落ちた」ことはマイナスの意味なので、「だからこそ」を使うと不自然になる。】 ②文末には強調の意味の「~のだ(んだ)」という表現をよく使う。例)一生懸命勉強したからこそ、合格できたのだ(合格できたんだ)。
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~くらい(ぐらい)①[軽視]【JLPT N3表現】

【ポイント】①「くらい」と「ぐらい」どちらでもOK! ②後件には「大したことではない・容易(簡単)だ・問題はない」といった内容がくることが多い。 例1)この荷物を運ぶくらい、大したことではありません。 例2)挨拶ぐらいの簡単な英語しか話せません。 例3)ペンを忘れるぐらいのことは、特に問題ありません。
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~こと[命令]【JLPT N3文法】

【意味】~しなさい、~してはいけない、~するな(命令・規則・約束)【ポイント】①命令・規則・禁止事・約束事を相手に強い言い方で伝える表現。②掲示板の張り紙などで注意書きを書く時、よく使う。③書き言葉で使われることが多い。
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~きる②[極限の状態]【JLPT N3文法】

【ポイント】①極限状態の意味の時は、「無意志動詞(ます形)ます+きる」の形で使う。 ②漢字で「~切きる」と書いてもOK! ③よくこのような形で使う。・~きっている:完全に~の状態になっている・~きってしまった:完全に~の状態になってしまった ④よく一緒に使う動詞例)困る、疲れる、冷える、分かる、煮える、下がる、頼る…
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~きる①[完了]【JLPT N3文法】

【ポイント】①必ず「意志動詞(ます形)ます+きる」の形で使う。※無意志動詞は使えない。例)×先生の言葉は難しくて、全部わかりきりません。 〇先生の言葉は難しくて、全部わかりません。【↑「わかる」は無意志動詞なので使えない。】 ②漢字で「~切る」と書いてもOK! ③可能形は「~きれる」、可能形の否定は「~きれない」。例)〇多すぎて全部食べられない。→〇多すぎて食べきれない。→×多すぎて食べきらない。
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~にわたって【JLPT N3文法】

【ポイント】①期間や場所などの範囲が大きいことを表す。②硬い表現。書き言葉。③「~にわたって」とよく一緒に使う言葉【期間】・~時間にわたって・~週間にわたって・~ヵ月にわたって・~年にわたって【場所】・~全域にわたって ・~全体にわたって・~kmにわたって
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~を通じて・~を通して①[期間]【JLPT N3文法】

【ポイント】①「~を通じて(を通して)」の前に入る期間を表す名詞の例・一年を通じて(を通して)・年間を通じて(を通して)・生涯を通つうじて(を通して)・一生を通じて(を通して)・四季を通じて(を通して) ②比較的長い期間に使う。
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~ごとに【JLPT N3文法】

【ポイント】①漢字で書くと「~毎に」。※上級レベルの学生や先生向け→②単位の意味の「~ごとに」と「~たびに」の違い 「~ごとに」:客観的。規則性あり。「~たびに」:主観的。「数詞+助数詞+たびに」は使えない。例1)〇1時間ごとに、休憩を取ります。×1時間のたびに、休憩を取ります。【↑「~度に」の前には数詞+助数詞は使えない。1時間に1回と、規則性があるので「~ごとに」が合う。】例2)〇彼は待ち合わせするたびに、遅刻する。もううんざりだ。×彼は待ち合わせするごとに、遅刻する。もううんざりだ。【↑話し手の嫌な気持ちが含まれている場合など、主観的なことなので「~度に」が合う。】
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~というのは・~とは[定義]【JLPT N3文法】

【ポイント】①「~というのは」「~とは」と必ずセットで使う表現・~というのは(とは)+~ことだ・~というのは(とは)+~という意味だ・~というのは(とは)+~の略だ ※「略」:短くした言葉②会話の時は、「~って」に言い換えOK!例)A:「お花見」というのは(とは)何ですか。 →「お花見」って何ですか。B:「お花見」というのは(とは)桜を見ることですよ。→ 「お花見」って桜を見ることですよ。
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~がきっかけで…/~がきっかけだ【JLPT N3文法】

【意味】~が初めの理由で…するようになった【ポイント】①「~がきっかけで…」は「~をきっかけに…」と言い換え可能!例)〇病気がきっかけで、たばこをやめました。〇病気をきっかけに、たばこをやめました。【例文】①先生の一言がきっかけで、留学を決めました。②留学がきっかけで、自分の国の歴史に興味を持つようになりました。