イラスト日本語文法

N2

~をはじめ【JLPT N2文法】

【ポイント】①硬い表現なので、ビジネス・書き言葉でよく使う。(挨拶・手紙など)②「~をはじめ」の前後の名詞は、同じグループのものについて言う。例)×日本では、東京タワーをはじめ、寿司、天ぷらなどが有名です。→〇日本では、東京タワーをはじめ、金閣寺、浅草寺などが有名です。【上の文は「建物」と「食べ物」という違うグループが出てきているので×】
N2

~以来【JLPT N2文法】

【ポイント】①後件にはずっと続いていることがくる。1回限りのことには使えないので注意!例)〇卒業以来、毎日アルバイトしています。×卒業以来、一度アルバイトしました。【一度だけしたことには使えない。】③直前のことには使えない。例)×娘は晩ご飯を食べて以来、ずっと電話しています。→〇娘は晩ご飯を食べてから、ずっと電話しています。【晩ご飯を食べたのは数分前、数時間前なので使えない。】
語彙・表現

時間をかける・お金をかける・(助数詞)かける【語彙・表現】

【ポイント】①普通以上に、そのことにたくさんの時間やお金を使う時に言う。②具体的な時間や金額を言う時(助数詞を使う時)、「~をかける」の「を」は言わない!例)×2時間をかけて、山に登りました。〇2時間かけて、山に登りました。例)×10万円をかけて、旅行しました。〇10万円かけて、旅行しました。
語彙・表現

~ほど①[大体・およそ]【語彙・表現】

【ポイント】①大体・およそ~ぐらいという意味で、それに近いことを表す。②「くらい(ぐらい)」と言い換えOK!「ほど」は「くらい(ぐらい)」より丁寧で硬い言い方。③名詞に続くとき、「~ほどの+名詞」となる。例)教室に20人ほどの学生がいます。
N4

間接受身②迷惑の受身【JLPT N4文法】【みんなの日本語 37課】

【ポイント】①「AはBに+受身形」の形で、BはAに直接何かをしたわけではないがAが嫌だ・迷惑だと感じた時に使う。例)子供が泣きました。→私は子供に泣かれました。【子供が私に直接被害を与えようとしたわけではない】【受身形の文には「困った」という話し手の気持ちが含まれる】②受身形の文に変換した時、助詞に注意!
副詞

きっと【副詞】

【意味】自分じぶんで予想して確信する・決意する【ポイント】①「きっと~」とよく一緒に使う表現→推量の表現とよく一緒に使われる。・きっと~だろう・きっと~だよ・きっと~だと思う・きっと~はずだ・きっと~に違いない【例文】①田中さんなら、きっと試験に合格するだろう。②彼女は、きっとパーティーへ来るでしょう。
語彙・表現

~当時【語彙・表現】

【意味】その時代は~、その時は~(過去のある時点)【例文】①沖縄に住んでいた当時、よく海で泳いでいました。②大学卒業当時も、彼女と付き合っていました。③私が学生だった当時、この歌が流行っていました。④当時、お金が全然ありませんでした。【練習】例)学生でした。この歌が流行っていました。→(学生だった当時、この歌が流行っていました)。
N4

間接受身① 持ち主の受身【JLPT N4文法】【みんなの日本語 37課】

【ポイント】①私の物ものや私の体の一部が~されて嫌だ・迷惑だという気持ちの時に使う。例)私のかばん、私の傘、私の財布…(もの)例)私の手、私の足、私の腕…(体の一部)②受身形の文に変換するとき、「私の〇〇は~」にならないので注意!③受身形の文で「私は」は省略してもOK!例)〇私は泥棒に財布を盗られました。→〇泥棒に財布を盗られました。
副詞

まるで①[比喩]【副詞】

【意味】本当は~じゃないが~に似ている、~に近い【ポイント】①「まるで~」とよく一緒に使う表現・まるで~ようだ・まるで~みたいだ※「みたいだ」は「ようだ」の話し言葉。親しい人によく使う。【例文】①今日は風が強くて、まるで台風のようです。②3月ですが、まるで冬のように寒いです。③あの二人は、まるで兄弟みたいに仲が良いです。
N4

直接受身① 〈人〉は~に~(ら)れます【JLPT N4文法】【みんなの日本語 37課】

【ポイント】①「私は」は省略してもOK!例)〇昨日、私は先生に褒められました。→〇昨日、先生に褒められました。②受身の文になると、「人は人を~」じゃなくて「人は人に+受身形」の形になる。助詞が変わるので注意!!