イラスト日本語文法

副詞

なにしろ【副詞】

【ポイント】①「なにしろ~から」「なにしろ~ので」「なにしろ~て」のように、後ろに理由を表す表現がくる。 ②漢字でもよく使う。「何しろ」 ③副詞「なにしろ」と「とにかく」の違い「なにしろ」:理由の強調「とにかく」:①理由の強調②深いことは考えないで行動する
N2

~かねない【JLPT N2文法】

【ポイント】①悪いことが起こる可能性があるという意味なので、プラスのことには使えない。 ※プラスのことを言いたい場合は「~かもしれない」例)×今回の手術で、祖父の病気が治りかねない。〇今回の手術で、祖父の病気が治るかもしれない。【↑「祖父の病気が治る」ことはプラスのことなので、「~かねない」は使えない。】
N2

~ものだから・~もので【JLPT N2文法】

【ポイント】①言い訳によく使う。※「本当はしたくなかったけど、仕方なくそうなった」という理由を話すとき。 ②「~ものですから」「~ものだから」「~もので」全部OK!※「~ものですから」が「~ものだから」より丁寧。 ③話し言葉では「~もんだから」「~もんで」
副詞

一斉に【副詞】

【ポイント】①「一斉に~始はじめる」「一斉に~出だす」という形でよく使う。例)学生たちは、一斉に問題を解き始めました。   お客さんたちは、一斉に走り出しました。
N2

~にかけては【JLPT N2文法】

【ポイント】①自分の能力を自慢する時や、相手の能力・技術を褒める時によく使う。②「~にかけては」とよく一緒に使う表現 ・~にかけては誰にも負けない ・~にかけては自信がある ・~にかけては優れている ・~にかけては詳しい・~にかけては一番だ
N4

~ばかりで[不満]【JLPT N4文法】

【ポイント】①「~ばかりで」の後ろには、話し手の不満や否定的な表現がくる。②「ただ~ばかりで…」という形でよく使う。
N2

~上で①[~てから]【JLPT N2文法】

【ポイント】①少し硬い表現。ビジネスでよく使う。 ②名詞に接続する時、「~上で」の「で」は省略してもOK!※動詞に接続する時は「で」が必要。例)〇ご家族とご相談の上で、決めてください。〇ご家族とご相談の上、決めてください。
N2

~に先立って【JLPT N2文法】

【ポイント】①「~に先立って」「~に先立ち」どちらでもOK! ※「~に先立ち」の方がより硬い言い方。②後ろに名詞がくる場合は「~に先立つ+名詞」という形になる。例)留学に先立さきだつ書類の準備に時間がかかった。③硬い表現。書き言葉。④「~に先立って」の前には大きな行事やイベントを表す言葉がくるため、日常的で個人的なことには言えない。
N3

~にわたって【JLPT N3文法】

【ポイント】①期間や場所などの範囲が大きいことを表す。②硬い表現。書き言葉。③「~にわたって」とよく一緒に使う言葉【期間】・~時間にわたって・~週間にわたって・~ヵ月にわたって・~年にわたって【場所】・~全域にわたって ・~全体にわたって・~kmにわたって
N3

~を通じて・~を通して①[期間]【JLPT N3文法】

【ポイント】①「~を通じて(を通して)」の前に入る期間を表す名詞の例・一年を通じて(を通して)・年間を通じて(を通して)・生涯を通つうじて(を通して)・一生を通じて(を通して)・四季を通じて(を通して) ②比較的長い期間に使う。