～として【JLPT N3文法】

【導入文】

①留学生りゅうがくせいとして日本にほんへ来きました。

　　Sさんは日本へ来ました。
　　留学です。
　　留学生という立場で日本へ来ました。
→　留学生として日本へ来ました。

②日本語教師にほんごきょうしとして働はたらいています。

　　私は働いています。
　　日本語教師という立場で働いています。
→　日本語教師として働いています。

③京都きょうとは歴史れきしの街まちとして有名ゆうめいです。

　　日本の京都です。
　　京都は有名な街です。
　　京都は歴史の街という名目で有名です。
→　京都は歴史の街として有名です。

　～の立場たちば・資格しかく・部類ぶるい・名目めいもくで…

　名詞　+として…
　名詞　+としての　+名詞

①原宿はらじゅくはファッションの街まちとして若者わかものに人気にんきがあります。

②村上春樹むらかみはるきさんは、日本にほんの作家さっかとして知しられています。

③渋谷しぶやのハチ公前こうまえは、待まち合あわせの場所ばしょとしてよく知しられています。

①前件ぜんけんには立場たちば・資格しかく・部類ぶるい・名目めいもくを表す言葉がくる。

②場所や人、物を紹介する時によく使われる。
　後件には「有名です・知られています・人気があります」などの言葉がくることが多い。

③後ろに「名詞」がくる時は「～としての+名詞」という形になる。

　例）教師としての立場ではなく、一人の親としての立場で話しているんだよ。

皆さんは、どんな立場・資格で働いていますか。日本に住んでいる人は、どんな立場で日本へ来ましたか。「～として」を使って話してみましょう！