2024-04

N2

それにしても【JLPT N2表現】

【意味】当然~と思っていたが予想以上に…【ポイント】①「A。それにしても、B。」という形で、「Aなのは聞いていたが(知っていたが)、予想以上にBだ。」と言いたい時に使われる。 ②話し言葉。【例文】①日本の夏は蒸し暑いと聞きましたが、それにしても今年の夏は蒸し暑いです。②彼はアメリカに5年住んでいたそうですが、それにしても英語が上手です。③友達が勧めてくれたアニメを見ているんですが、それにしても面白いです。
N3

~きる②[極限の状態]【JLPT N3文法】

【ポイント】①極限状態の意味の時は、「無意志動詞(ます形)ます+きる」の形で使う。 ②漢字で「~切きる」と書いてもOK! ③よくこのような形で使う。・~きっている:完全に~の状態になっている・~きってしまった:完全に~の状態になってしまった ④よく一緒に使う動詞例)困る、疲れる、冷える、分かる、煮える、下がる、頼る…
N3

~きる①[完了]【JLPT N3文法】

【ポイント】①必ず「意志動詞(ます形)ます+きる」の形で使う。※無意志動詞は使えない。例)×先生の言葉は難しくて、全部わかりきりません。 〇先生の言葉は難しくて、全部わかりません。【↑「わかる」は無意志動詞なので使えない。】 ②漢字で「~切る」と書いてもOK! ③可能形は「~きれる」、可能形の否定は「~きれない」。例)〇多すぎて全部食べられない。→〇多すぎて食べきれない。→×多すぎて食べきらない。
副詞

もっぱら【副詞】

【意味】他のことはほとんどしないで、ただそれだけをする様子。【ポイント】①漢字で書くと「専ら」。※ひらがなで書くことの方が多い。②少し硬い表現。③「もっぱら」の後ろによくくる表現・もっぱら~ばかりだ・もっぱら~だけだ
N2

~上は【JLPT N2文法】

【ポイント】①話し手の判断・決意・勧めを言う表現。 ②書き言葉的。(とても硬い表現)③「~上は」の後ろによくくる表現 ・~上は~べきだ・~上は~つもりだ~上は~はずだ・~上は~ようと思う・~上は~に違いない・~上は~てはいけない
副詞

まるで~ない②[否定の強調]【副詞】

【ポイント】①基本的に、い形容詞の否定形・な形容詞の否定形・名詞の否定形とは一緒に使えない。※「だめ」はな形容詞だが、「まるでだめだ」は例外。※もし、い形容詞の否定・な形容詞の否定・名詞の否定と使いたい場合は、「まるで」を「全然ぜんぜん」に言い換えることができる。
副詞

なにしろ【副詞】

【ポイント】①「なにしろ~から」「なにしろ~ので」「なにしろ~て」のように、後ろに理由を表す表現がくる。 ②漢字でもよく使う。「何しろ」 ③副詞「なにしろ」と「とにかく」の違い「なにしろ」:理由の強調「とにかく」:①理由の強調②深いことは考えないで行動する
N2

~かねない【JLPT N2文法】

【ポイント】①悪いことが起こる可能性があるという意味なので、プラスのことには使えない。 ※プラスのことを言いたい場合は「~かもしれない」例)×今回の手術で、祖父の病気が治りかねない。〇今回の手術で、祖父の病気が治るかもしれない。【↑「祖父の病気が治る」ことはプラスのことなので、「~かねない」は使えない。】
N2

~ものだから・~もので【JLPT N2文法】

【ポイント】①言い訳によく使う。※「本当はしたくなかったけど、仕方なくそうなった」という理由を話すとき。 ②「~ものですから」「~ものだから」「~もので」全部OK!※「~ものですから」が「~ものだから」より丁寧。 ③話し言葉では「~もんだから」「~もんで」
副詞

一斉に【副詞】

【ポイント】①「一斉に~始はじめる」「一斉に~出だす」という形でよく使う。例)学生たちは、一斉に問題を解き始めました。   お客さんたちは、一斉に走り出しました。