2024-03

N2

~に先立って【JLPT N2文法】

【ポイント】①「~に先立って」「~に先立ち」どちらでもOK! ※「~に先立ち」の方がより硬い言い方。②後ろに名詞がくる場合は「~に先立つ+名詞」という形になる。例)留学に先立さきだつ書類の準備に時間がかかった。③硬い表現。書き言葉。④「~に先立って」の前には大きな行事やイベントを表す言葉がくるため、日常的で個人的なことには言えない。
N3

~にわたって【JLPT N3文法】

【ポイント】①期間や場所などの範囲が大きいことを表す。②硬い表現。書き言葉。③「~にわたって」とよく一緒に使う言葉【期間】・~時間にわたって・~週間にわたって・~ヵ月にわたって・~年にわたって【場所】・~全域にわたって ・~全体にわたって・~kmにわたって
N3

~を通じて・~を通して①[期間]【JLPT N3文法】

【ポイント】①「~を通じて(を通して)」の前に入る期間を表す名詞の例・一年を通じて(を通して)・年間を通じて(を通して)・生涯を通つうじて(を通して)・一生を通じて(を通して)・四季を通じて(を通して) ②比較的長い期間に使う。
N2

~にこたえて【JLPT N2文法】

【ポイント】①「~にこたえ」でもOK!※「~にこたえて」よりも「~にこたえ」のほうが硬い。例)リクエストにこたえて、ステーキを食べに行った。=リクエストにこたえ、ステーキを食べに行った。②漢字で書くと「~に応えて」となる。③「~にこたえて」の前にくる名詞はほとんど決まっている!・期待にこたえて~・要求にこたえて~・要望にこたえて~
N2

~もしないで(~もせずに)【JLPT N2文法】

【意味】普通なら当然することをしないで…【ポイント】①「普通なら~するのに、最低限の~さえしないで」という話者の不満の気持ちを表す表現。【例文】①彼は、挨拶もしないで(挨拶もせずに)帰ってしまいました。②あの人は、この大雨の中、傘もささないで(傘もささずに)歩いています。
N1

~ときたら①[非難]【JLPT N1文法】

【ポイント】①身近な人やものを話題にして、他の人に非難・不満の気持ちを言う。②話し言葉。③「まったく~ときたら」の形でよく「まったく」と一緒に使う。※「まったく」:本当に。(非難を強調する時に使う)例)まったくうちの息子ときたら、毎日ゲームばかりしている。
副詞

たびたび(度々)【副詞】

【ポイント】①硬い表現。ビジネスでよく使われる。②漢字で書くと「度々」ひらがな、漢字どちらも使われる。③「たびたび」と「しばしば」の違い たびたび:名詞接続〇、硬いが話し言葉でも〇 しばしば:名詞接続×、書き言葉 例1)〇たびたびのお電話、申し訳ございません。×しばしばのお電話、申し訳ございません。
副詞

いわば【副詞】

【ポイント】①例えを言ったり言葉を言いい換かえたりして、わかりやすく説明するときの表現。②硬い表現(書き言葉)。③「いわば」と「いわゆる」の違い いわば:個人的な例え・考え いわゆる:世間一般で言われていること 例1)〇彼は社長で金持ちだが結婚していない。いわば独身貴族だ。〇彼は社長で金持ちだが結婚していない。いわゆる独身貴族だ。
N2

~をはじめ【JLPT N2文法】

【ポイント】①硬い表現なので、ビジネス・書き言葉でよく使う。(挨拶・手紙など)②「~をはじめ」の前後の名詞は、同じグループのものについて言う。例)×日本では、東京タワーをはじめ、寿司、天ぷらなどが有名です。→〇日本では、東京タワーをはじめ、金閣寺、浅草寺などが有名です。【上の文は「建物」と「食べ物」という違うグループが出てきているので×】
N2

~以来【JLPT N2文法】

【ポイント】①後件にはずっと続いていることがくる。1回限りのことには使えないので注意!例)〇卒業以来、毎日アルバイトしています。×卒業以来、一度アルバイトしました。【一度だけしたことには使えない。】③直前のことには使えない。例)×娘は晩ご飯を食べて以来、ずっと電話しています。→〇娘は晩ご飯を食べてから、ずっと電話しています。【晩ご飯を食べたのは数分前、数時間前なので使えない。】